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世界遺産とは…
世界遺産とは、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に 基づいて登録された、世界の遺跡や自然、文化や、”顕著な普遍的価値”を持った建造物などを指す。
文化遺産
記念工作物、建造物群、サイトの3つのカテゴリーに分類される。
記念工作物
ドイツのケルン大聖堂など、歴史的、芸術的な価値があると認められた建造物を主に対象としている。
建造物群
複数の建造物群の一群が評価されたもので、歴史地区や街並みなどがこれらに該当することが多い。
ポルトガルのポルト歴史地区や、オーストリアのザルツブルク市街の歴史地区など。
サイト
建造物だけでなく、地域一帯そのものが評価されたもので、日本では遺跡と訳されるが、一般的な遺跡とは少し意味合いが違う。
タンザニアのキルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群や、フィリピンのフィリピン・コルディリェーラの棚田群などがそれにあたる。
自然遺産
”顕著な普遍的価値”を持った景観、自然、そこに住む生物群など。
厳正保護地域、原生自然地域、国立公園、天然記念物、種と生息地管理地域、景観保護地域、資源保護地域のカテゴリーが定められている。
また、このカテゴリーに当てはまらないものに、ハンガリー、スロバキアにまたがって存在するアグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群や 中華人民共和国四川省のジャイアントパンダ保護区、オーストラリアの哺乳類化石地域などがある。
複合遺産
文化、自然両方の”顕著な普遍的価値”を兼ね備えているもの。
中華人民共和国の泰山、黄山、武夷山や、トルコのギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群、ペルーのマチュ・ピチュなど、 800以上ある世界遺産リストの中で、複合遺産は20件ほどしかない。
美しい地球…自然遺産
アジア、アフリカ大陸、ヨーロッパ、アメリカ大陸、そして日本。世界の美しい自然環境は近年ますます失われている。
登録されたことによって、各国の意識が高まり、国立公園や自然保護区の管理が行き届くようになった例が数多くある。
美しい地球を次の世代に伝えるために、私たちはできる限りのことをしなくてはならない義務がある。
Hello World! 世界一周旅行
近年、世界遺産へ旅行に出かける人々が増えている。
貴重な自然や文化に直接触れることによって、さらに意識が高まる効果がある反面、人が訪れて観光地化 したことによって環境悪化などの懸念材料も増えている。
旅行に出かける前に訪れる場所について調べておくことが大切である。
